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[部分編集] #ref error :画像URLまたは、画像ファイル名を指定してください。 通称 SMDR姉貴手帳持ち 出演作品 秘封霖☆(麻耶、桐谷真澄、蒼樹器羽美)屡々☆(紅美鈴) 寸劇☆(十六夜咲夜) [部分編集] 概要 秘封霖☆にて麻耶、桐谷真澄、蒼樹器羽美役を演じた声優。 クッキー☆ネタを好んでおり、ゆゆうたやテクノブレイク依存症と交流していた。 2017年3月26日にボイスドラマ制作を公表した。 [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い 本スレでは2017年3月頃にはクッキー☆ネタの音声を投稿していたことで話題に上がっていた。 本スレ民をからかったことがあり、五月雨楓を良く思っていない者もいる。 [部分編集] 実況での扱い
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五月雨葉月 twitter 小説家になろう カクヨム 投稿作品 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】 【作品名と作品へのリンク】 うちの子一覧 五行 椿姫 天野 雅 西園寺 莉凜 白雪 咲桜 南 ロゼ 望月 茉莉 五行 姫奏 櫻井 莉那 南 アリシア
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五月雨斬り 全体に小さなダメージ。
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五月雨砲 テト譜 このテンプレのポイント 土台 片側セットアップ率 左右反転込みセットアップ率 このテンプレの弱み 派生一覧 テンプレ概要 類似関係 外部サイト その他
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五月雨時雨
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『はーい! さみちゃんねる~!イェイイェイ!』 『ちやほやされてる奴をボッコボコに虐げたい!吠え面かかせたい!』 『そんなくら~いモチベーションと、』 『――いけない事をしてみたい』 『そんな……根源的なフラストレーション!』 名前:さみえる 種族: 性別:ー 年齢:??? 身長:10cm~3m程度 外見:画面に出るのは呪い人形めいた何かである事が多い。場合によりロボだったりする。 服装:布 職業:Btuber 【さみえる】はヴァースネット界のごく一部を時折揺るがす破天荒系Btuber。 店の営業妨害。ヤナギ像への落書き。パリピへの嫌がらせ。喫茶EBへの襲撃。 活動範囲は迷惑行為なら多岐に渡る。 その正体は――――? 「キアシス市議会防災課、製品開発部門。産業魔導士の五月雨でーす。」 「日常に役立つ便利グッズをご提供。魔導の民の生活に役立てると嬉しいなー?」 「仕事は真面目に。遊びはちょっぴり不真面目に。…なーんてね?」 『五月雨翠夏(さみだれすいか)』 入室名:翠夏 種族:人間 性別:女 年齢:22歳 身長:153cm 外見:緑髪 前下がりショートボブ 服装:小柄だが大人な、働くおねーさんっぽい感じ(ろくろ) 字色:#14a051 20 160 80 概要 -職業- キアシス市議会に属する職員。(夕陽、ソウマと同じとこ) 防災課・製品開発部門。 防犯魔導グッズや安全アプリの開発に日々勤しんでいる。 アナログなキアシスでは珍しいPC持ちの意識高い系。 -産業魔導士- 一方、世界観としてありふれた魔法の道具が魔具であり、家庭にも広く伝わる。 最近でいえば魔導列車のパーツも魔具と言える。これらは普遍的なものである。 いわゆる汎用アイテムの地位にあるのがマジックアイテムといえよう。 (「魔器」ページからコピペ) キアシスの市職員として公的に↑を制作してる人。 彼女自身は体内に殆ど魔力を持たない。 人物 -性格- そんなにマジメじゃないかもよ? +恋愛観 +... +好悪 +... 好きな事:細かい手作業 ハンドメイドものづくり、SNS、お仕事 好きな人:キアシス街民の皆さん、霖蒼真 好きな物:“映える”もの 嫌いな事:報われない努力 嫌いな人:ちやほやされてる人、虹咲シエル 嫌いな物: 戦闘 少々道具の扱いに長けるのみの一般人。雑魚。 -ステータス- CL:E/E SL:E/E ML:E/E LL:E/E 耐久:E 防御:E 筋力:E 知覚:C 速度:E 機敏:D 空中:E 経験:E スキル 【】 【】 【】 PLはて。 ひとまず作った!
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復讐鬼に星は咲く さつき ひな 五月雨 妃菜 役職:霊媒 生死:生還 参加理由: 追加情報:
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442 五月雨 3話 sage 2009/03/03(火) 10 09 34 ID yUD6ownZ 「…ばんわ。時…は丁度12…時となります。…本に上陸した台風は…勢いを増して太平洋側に進んでおります。」 うっすらと聞こえる誰かの声。 「現場…原さん。中継の方を…なぎします。どうぞ」 ゆらゆらと覚醒する意識、聞こえてくる声はいつも聞く声。 テレビのニュースキャスターの声だと気づくのにさほど時間はかからなかった。 「こちら…海側、今現在若狭湾が港の…港に来ております。現場は見ての通り、波が荒れて非常に危険な状態となっております。」 目を開けると目の前に置かれたテレビからニュースが流れていた。 どうも昨日の夜から上陸した台風について放送しているようだ。 上体を起こそうとして自分が車椅子に座っていること、両腕が荷造り用の紐で車椅子の手すりに縛りつけられている事に気がついた。 「今日のお昼頃から各地に暴風・波浪警報が出されております。皆さんも外出にはお気をつけください。それでは次の…」 腕を動かそうと、もがくがどうにも力づくでは外れそうに無かった。 辺りをを見回すと背後にはベッドがあり、目の前には白い棚がある。 その棚の上に今聞こえるニュース放送が流れる中型テレビが置かれている。 部屋は茶色い絨毯が敷かれ向かいにある扉の右隅には背の高い本棚が4つ敷き詰められていて、本棚の向かいには大きな茶色い木製の机があった。 広さにして十畳程度の部屋。 今の自分の状況を上手く把握できないために、 「おーーーーい!!!誰かっ!!!」 と大声で叫んでしまった。 「香奈っ!父さんっ!義母さんっ!誰もいないのかっ!!!」 喉がカラカラになるまで必死に叫ぶ。 しかし返事はなく聞こえるのは自分の声の反響のみだった。 「誰かっ!助けてくれ!動けないんだっ!!!」 10分ぐらいは叫んだが部屋の外からは物音がしなく、放送されているテレビキャスターの声に紛れて只管孤独な声が響く。 そうしているうちに自分が今どんな状況に陥っているかを気づき考える。 両足は骨折している。 両腕は座った椅子に固定されている。 まったく身動きがとれない、つまり誰かに拉致・監禁されたのか? でもどうして? 自分にはまるで価値もない。 身代金を掛けようにもこの家の規模からして自分はお金持ちの子供には見えない。 帰ってきた時に襲われたのなら暴漢は家の中にいたのか? あの時の事を足りない頭で必死に考える。 運転手にお金を渡した後に香奈と一緒に家に入った。 そこから先は…突然首をブン殴られた? 首の付け根の辺りに痛みが走る。先ほどからどうもヒリヒリするのだ。 しかし治療はされているみたいで首筋にはガーゼ状の包帯が巻かれているように感じた。 つまり家に入った時には暴漢は既に入り込んでいて帰宅した瞬間に襲われた事になる。 そして気絶していたのだ。 その事に気がついて瞬時に青ざめ 「香ーーー!!!」 香奈の身の安否を確認しようと名前を大声で叫ぼうとしたが、即座に自分の愚行に気がつき思いとどまった。 443 五月雨 3話 sage 2009/03/03(火) 10 11 12 ID yUD6ownZ 暴漢、あるいは強盗は、まだ自分が目覚めている事に気がついていないのではないかと。 先程あれだけ叫んだのだ。 暴漢が気がついているのなら既に大慌てで口を塞ぎに来るだろう。 つまりこの部屋の音は外部に漏れてはいない。おそらく部屋の壁が防音壁なのだろう。 それならば、この部屋に気絶しているかを確認をしに来た時に奇襲できないかと? しかし手足を含め身動きが取れそうにもない。今もし、侵入者がやって来ても奇襲しようがないのだ。 出来る事と言えばせいぜい口で悪態をつくぐらい。 それでは駄目だ。 一度深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、混乱した頭を切り替える。 まずは情報を収集する事。 外部の情報は外からの物音が無いので知りようがないため、内部の情報のみで想像する。 まず監禁されている場所だが、これはまず自宅であろう。 車椅子でありかつ体重が60キロ程度の男を運ぶにはかなり労力がいる。 それにもし車椅子を降ろされ運ばれているのなら骨折している足に多少の負担はかかっているはず。 足に負荷がかかっている場合、目が覚めた時に苦痛は必ずあるはずだ。今は特に痛みは伴っていない。 どうも車椅子に乗ったまま玄関から移動させられたみたいだ。 ということはここは自宅の1階、今まであまり入ったことがない父の書斎だろう。 父は読書中に人が入ってくるのを極端に嫌うのでいつも書斎に鍵を掛けていた、そのため父の書斎がどうなっているかよく知らないのだ。 1階の部屋数は5室。玄関を通り抜けて右手に洋室があり、左手にリビングルーム、和室がある。 リビングルームからは1部屋洋室に通じる扉があり、父の書斎はリビングとは逆、リビング向かいの洋室を通り抜けて一部屋間を置いた位置にある。 もし暴漢がいるとしたらリビングルームではなくこの部屋の向こうの6畳の洋室、父の部屋にいる可能性が高い。 庭に通じる大窓があるリビングルームに潜伏する可能性は低い。 首を無理やり回し背後を確認する。 余り期待はしていなかったが…窓はないな。 部屋には小型の換気扇があり、暖房には石油ヒーターが焚かれていた。 窓が無いため窓から叫んで助けを呼ぶことはできないし、換気口から叫んでも回転している換気ファンの音に負け、外には聞こえはしないだろう。 とりあえず今すぐにでもこの位置を移動して扉越しに耳をつけたい所だが、車椅子を動かそうにも腕が動かない。 しかし縛られている荷造り用の紐はビニール製のため強引にもがけばビニールが伸びて僅かながら隙間ができそうだ。 そのためには多少腕に欝血ができそうだが仕方ない。 腕の拘束を解こうとした時、向かい合っているドアのノブが音を立てた。 444 五月雨 3話 sage 2009/03/03(火) 10 13 15 ID yUD6ownZ 「…ええ。こちらは完璧。」 …女?誰かと話しをているのかしきりに相槌をうっている。 「まだ気絶したままだわ。そっちはどう?」 放送されていたテレビの音が消され、キビキビとした冷たい声が響く。 ドアのノブが回った瞬間に気がつき即座に背もたれに倒れ顔を上げた。 目を瞑っているので相手の声だけで判断する。 暴漢は女? 誰かに電話で連絡しているようだ。 「今は押さえつけているわ。少しうるさいから頭を痛めているの。」 やはり香奈は拘束されているのか。 相手が女ならば香奈には乱暴しないだろう、香奈の身が少しでも助かった事に内心ホッとしたが、 「あんまり口が過ぎるのなら消してもいいわよね?」 動揺した。 消す?その女は香奈を殺すとハッキリと口にした。 足音がこちらに向かってきたので慌てて気を落ち着かせる。 「ふふ、それにしてもスタンガンってすごいのね。首筋に5秒ほどあてると気絶するって聞いてたけど本当よ。麻痺させるだけでよかったのにね。」 目元を生暖かい物で遮られる。多分女の手だ。 「目を覚ましてから行動するつもりだけど、携帯電話には今のところ何も来ていないわ。今日の通話履歴は2時間前のタクシー会社のみね。頻繁に連絡を取っている奴が一人いるけどそっちは平気よ。…ええ、わかったわ。それじゃ」 そこまで言うと女は話をやめた。 目元にあった手が頬に回され、そのまま撫で上げられる。 心音が下がらない。心臓がドキドキと脈を打つ。 今自分を監禁している人物が目の前にいて、頬をなでられているのだ。 まるでナイフを首筋に突き立てられているような感覚に陥って叫び出したくなった。 「よく…眠っているわね。…ふふ、目が覚めたらたっぷりと調教してあげる。その時まで眠りなさい。お姫様のようにね。…ふふふ、あはは、アハハハハ」 そう呟きながら女は2,3度頬を撫でた後、乾いた笑いと共に手を引いた。 肌の表面に浮き出た冷や汗がいつばれるかは時間の問題だったが、女が手を引いたのでなんとか事無きを得た。 扉を開ける音がしたので薄目を開けて様子を見る。 見えたのは扉を開けて出て行く女の後姿。 黒いロングシャツの上にチューブトップのセーター、デニムジーンズ、そして長い黒髪を後ろで括りポニーテールを結んだ細身の女だった。 445 五月雨 3話 sage 2009/03/03(火) 10 14 52 ID yUD6ownZ 「おはようさっちゃん。調子はどう?」 校内プールの脇に設置されている水泳部部室、大葉さつきはそこで室内用のトレーニングウェアに着替えていた。 背が低い短髪ショートカットの女性に話かけられる。 「おはようございます、部長。調子は…中々ですね。余り気分は良くないですけど」 「そっか。最近休みが多いけど生理中?つらいのなら保健室で寝ててもいいよ。」 部長は眉ひとつ変えず下話をする。 所属する部活が体育系ならではのコミュニケーションだ。 私は少し頬を染めながら適当に、ええそうです、と嘘をついた。 祐一からは部活の出席と評価に関して釘は刺されたが、やはり祐一の事が心配だ。 ここで恥ずかしがって違いますと答えては最近の休んだ口実が仮病だとばれてしまうし、これから数日部活を抜けるのにも言い訳を考えなきゃいけない。 「室内練習だけど活動中に倒れられても部長の立場としては困るよ。それに彼氏さんの骨折も深刻そうだしね?」 そう言うと部長は私の顔を見上げてニカッと笑った。 突然の言葉に私は冷や汗をかく。 祐一と付き合っている事は、まだ学内では誰にも教えていないのだ。 それにここ数日は嘘をついて部活を休んでいたので、理由関して言及されると私はいつも口を渋るだけだった。 この人はオチャらけていそうで、こう鋭い所がある。 部長はそういった部分で他の人とは違い人が寄り付く人間だ。 「いつから知っていたんですか?」 「2ヶ月前かな?さっちゃんが妙にしおらしくてかわいい女の子に変わった瞬間だよ。さぁ洗いざらい吐いてもらおうか?」 部長は簡単に私と祐一が付き合い始めた時期を言い当てる。 「彼氏さんが心配なのはわかるけど嘘をついて部活を休むのは関心しないなぁ。さて、嘘つきの1年生にどうやって制裁を加えましょうかなぁ。練習が終わった後に更衣室でストリップショーでも開催しましょうかぁ」 「わ、わかりました!言いますから、それは勘弁してください!」 手をワキワキ動かしながら私の胸に手を伸ばす部長から胸を隠しながら距離をとる。 「よろしい。まずは馴れ初めから肉体関係に至るまでさっちゃんの赤裸々なエマニエル性活を語ってもらおうか」 446 五月雨 3話 sage 2009/03/03(火) 10 16 42 ID yUD6ownZ そこから部長には私と祐一が中学からの同級生からでお互いの意見が合い付き合ったと所々省いて曖昧な説明をしておいた。 本当はもっと色々あるのだが。 断じて言い直すが私と祐一にはまだ肉体関係なんてない。 SEXどころかキスさえ昨日の未遂事件で2度目なのだ。 1度目は好きな人と口を合わせるのがとっても気持ちがよくて再度病院でキスしようと雰囲気をだしたがいきなり入ってきた看護婦に阻止されるし。 昨日の事を思い出すとまた熱が上がる。 あの後すぐに家に帰り布団に包まり一日中悶々として眠れなかったのである。 「…というわけです。」 「ふむ。消化不良の点が色々あるけどそこはさっちゃんと祐一の淫らな思い出として受け取っておくよ。」 「ち、違いますっ!私達はまだそんな事してません」 「んん?昨日練習に来なかった事といい、今日は彼氏さんのお見舞いに行かない事からキスはしたんだろうね。そうしてキスした後にこう病室でいやらしい事をしようとして止められてそこから家に帰って一人オナニーにふけって…ああさっちゃん!!!かわいいよ!」 オ…オナ…って、この人はどうしてこう下品な話になると饒舌になるのだろうか。 言いえて的を得ている部分がさらにタチが悪い。 …オナニーは確かに少しはしたけど。 部長は一人で両腕を抱きしめて悶えている。 「そっ、それじゃあ私はアップしてきますので!」 伝える事は伝えたのでそそくさと部室を出て行こうとした。 「さっちゃん。部活を休みたくなった時はいつでも私に言って。コーチには私から話をしておくよ。」 部長から出た言葉に驚き振り返ると彼女はいつも通りニカッっと八重歯を出し笑った。 「いいんですか、部長がコーチに嘘をついて?」 「部員の悩みを解決するのも部長の仕事だからね。あとはさっちゃん次第だよ。その代わり休む時には家で自主練習をすること。」 その言葉を受けて、ここ数日の疲れがフッと抜けた。 これで私が休む口実を伝える時のコーチの苦い顔を見ずに済むんだ。 「ありがとうございます。部長。あと半月ほど我慢してもらえますか?」 「うん、いい顔になったよ。ここ2週間は映画の俳優みたいな顔してたからね。女の子はスマイルスマイル。」 そう言って私の肩をポンポンと叩く。 私はただ頭を下げてもう一度お礼を言った後、部室を出て行く。 「それでは先に練習に行ってきます」 そう言った私の顔を笑顔だったのだろう。 447 五月雨 3話 sage 2009/03/03(火) 10 21 23 ID yUD6ownZ 「ーーーーッンンン!!!」 腕に痕が残るのも構わずに紐を千切る勢いで腕を動かす。 だがいつもビニールが伸びる手前で何重にも巻かれた紐の拘束と腕の痛みに負けて力を解いてしまう。 紐を伸ばそうとすればするほどほど腕の痛みは増していくので時間と共に疲弊していくばかりである。 「…っ痛ぇ。」 もう何度も力を入れて拘束を解こうとした結果、腕は筋肉痛、額には薄っすらと汗を掻いていた。 糞ったれ、全然切れねぇよ…これ。 今ではとても荷造り用の紐が只管恨めしく思える。 どうして自分がこんなに頑張っているのに、こいつは素直に切れてくれないのか。 手は何度も圧迫されたためか少し紫色になっていた。 腕には多数のミミズ腫れのような痣が残っているだろう。 でも止める訳にはいかない。女が部屋を留守にしている今この時こそがチャンスなのだ。 それにしてもあの女は誰だろう。電話で会話していた内容からしてこの家に対しての脅迫云々ではなく自分に対して用があるみたいだった。 …ストーカー?まさか。どう考え直しても自分をそこまで昇華する事なんてできない。 意識を取り戻したら調教とか言ってたな、という事は起きた事が判ったら何かされるんだろう。 女の去り際に聞こえた笑い声に少し恐怖して、紐を伸ばす作業を続ける。 あの笑い声はなんというか、常人の笑い声ではなかった。 気が狂っている人間の声、何をされるか判ったものじゃない。 下手をすればここでこのまま殺されるのではないかと錯覚をしたほどである。 とにかくあの女に目覚めている事をバレるのは自殺行為、次に来た時も狸寝入りを決め込む事とした。 声質からして今まで会った事なんてないはずだ。あんな女、見た事もない。 香奈はまだ囚われているのだろうか。自分とは対称に自己主張をしない妹、人目から見たら無愛想な子だ。 あの女に抵抗して悪態を吐いていないだろうか、態度が気に食わないと暴行を受けていないだろうか、刃物等で脅迫されてはいないだろうか?…それとも既に。 想像される香奈の姿はどれも最悪のパターン、行き着く先は床に蹲っている香奈の姿だった。 その光景を想像する度に焦りが涌き出る。直ぐにここから抜け出さないといけない使命感のような物が生まれる。 さつきは今どうしているだろうか。いつも通りの生活をしているのだろうか。 何時間前かのやり取りがまるで蜃気楼のようだ。これほど切実に普段の生活を欲した事なんてなかった。 …さつき。助けに来てくれ。お願いだ。 天井を見上げ神に祈るようにさつきへの言葉を頭の中で繰り返す。 その時、再び扉が音を立て開いた。 448 五月雨 3話 sage 2009/03/03(火) 10 21 47 ID yUD6ownZ 「…ッチ、まだ気絶しているか。準備は全部整ったんだけどね。本人がこの状態じゃどうしようもないか。」 舌打ちと同時に先程聞いた声が聞こえる。 再び足音が聞こえ、すぐ近くに人の息遣いを感じる。 また女がやってきた。気づかれないように息を潜めて気絶したフリを続ける。 「無理に起こしてもいいんだけどね。時間は限られてるし、出来る限り先手はとっておきたいもの、でも嫌がられるのも心外だわ。」 予想外の言葉に心臓が鳴る。近づく吐息を避ける事ができず、ただ無心を頭で唱え続ける。 女性特有の香りが眼前に広がり頬を髪の毛で撫ぜられる。 …何をするつもりだ。 頭だけでも噛み付く事ぐらいはできる。迎撃を決心した瞬間、 トゥルルルルルル。 携帯電話が鳴り、眼前に迫る気配が消えた。 「…どうしたの。あら、うまくやったのね。おめでとう。」 そのまま足音は離れていく。 危なかった。あと1秒でも遅ければ飛び出してしまう所だった。 でも女はまだ部屋に居座っているため、油断はできない。 背筋は汗まみれだが、呼吸は最小限、目を自然に閉じ、気絶を演技する。 「…ええ。…え?…ったわ。」 女は声を押さえ離れていく。扉が開けられ人の気配がなくなり、静寂が訪れた。 5分ほどたっただろうか?女がいなくなったことを確信し、 ふぅっ息を吐き一息をつく。これは精神が持ちそうにないな。 そんな事を考えた瞬間、首を何者かに思い切り捻り掴まれた。 「どういうつもりかしら?」
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【氏名】 五月雨刹那 【性別】女 【年齢】19歳 【出身】日本 【身長】152cm 【体重】51kg 【肌色】薄桃? 【髪色】赤が強めのピンク 【瞳色】 濃い紫 【属性】 混沌・善 【好きなもの】 女性、チーズケーキ、「マリ見て」、「桜trick」、IPS細胞 【苦手なもの】男、オス、野郎、おっさん、出会い厨、優男、筋肉だるま レズを隠さないと生きていけないこの社会性、男女が付き合う恋愛もの 途中で男が混ざって来るレズ物(作者を魔術で特定し呪うレベル) 【サーヴァント・クラス】 バーサーカー 【真名】源頼光(の予定。別に女サーヴァントならだれでも良い。) ■人物 【一人称】私 【二人称】アンタ 【三人称】アイツ あの人 あれ(男性に対してのみ) ○性格 もうドの付く程に直球なレズビアン。 魔術の家系に生まれたは良いが、玉の輿を狙う両親によって 青春時代をお見合いに次ぐお見合いばかりという状態で過ごしてきた。 そのせいで男嫌いになり、そんななか古本屋で見つけた「マリア様が見てる」によって完全にレズに転身した。 現在では男を働きアリかミドリムシ程度にしか見てない。 ただそんな彼女でも一目置く男性はしっかり評価する。 それでも、自分より重い物を運ぶアリを見て「アンタ凄いわね」っていうくらいのニュアンスであるが。 そんな性格のせいで19年彼氏なぞ出来た事なし。 ただ抜群のプロポーションと美貌の為何人かの男性にナンパされたり告白されてはいる。 そのたびにその男たちの心を木端微塵にしている。 ○動機・サーヴァントへの態度 時計塔で聖杯戦争なるものを小耳にはさみ、色々調べた結果彼女の中の欲望が暴走。 学費をくすね中途退学の手続きを親抜きに勝手に行い決戦の地である日本へ渡る。 願いは『男のいない世界を創る』事。もし聖杯がそれは無理だとか抜かすようなら せめて女しかいない国を作ってくれと頼む予定らしい。 聖杯がダメダメだった際の妥協案は用意してあるが、それ以前に勝ち残れなかった際の 道を全て絶っているがそれは…まぁこれも彼女らしいところである。 召喚されたサーヴァントが女性だった為とても好意的に接している。 互いが互いを気遣う様は、さながら本当の母と娘のような関係である。 バーサーカーというクラスであることと、彼女たっての希望もあり魔力供給を何度も行っている。 その様は…想像にお任せする。 サーヴァントのほうも好意的である。しかし、彼女の男性への辛辣な態度を諫めることも。 ○役どころ 強いて言えば主人公側…? 主人公が男か女かで初対面時の反応は180度違う。 が、最終的には遠坂凛的な立ち位置に居座る。ただし男の場合ゴールインはしない。 なぜなら男に堕ちるレズになるくらいなら自殺するっていう女だから。 ○台詞 「ふぅーん 好みの女性(ヒト)だわ」 「結構可愛いじゃない ちょっとホテルでもいかない?」 「私が嫌いな事教えてあげるわ。まず男、次に男、そして――― …ッ…。…仲間が死ぬことよ。」 「絶ッッッ対に死なないでよ!死んだらその死体を犯してやるんだから!!(主人公が女性の場合)」 「男?なら死なないうちにどっか行ってよ汚いわね 近寄らないでというか近くにいないで視界にうつんないで(大体男にはこんな感じ)」 「ふぅーん…。…やるじゃない(男褒めるなんて嫌だなという感情を振り払いながらの言葉)」 ○因縁キャラ 特にはいない。 言ってしまえばこの世全ての男全員が不倶戴天の敵である。 ■来歴 日本の魔術の家系。 まだ日本で神秘が残っていた頃に”鬼”から一食一宿の恩として妖術の一部を教わったのが始まり。 それを発展させ、改良させ、結果として都から離れた地で治水等を呪いで行いようになった。 元が元なため、魔術回路が薄く、外部の魔術師や神道から優秀な血筋を引き入れることで細く長く存続してきた。 しかし刹那はそれを頑なに拒み続けた。 結果、既存の魔術に新しい風を吹き入れさせるために魔術の名門時計塔へ進学することとなった。 もっとも、両親の真の狙いは時計塔で優秀な魔術師を落として来る事にあったのだろうが。 …余談だが、鬼から術を教わった術師の家系の末裔が召喚したのが神秘殺しというのもまた皮肉である。 ■魔術・礼装 「流れ」を読むことに特化している。 空気の流れから大規模な魔術の発動を察知したり、川の流れから異常をすぐに察せられる。 +20の質問 マスターさんに20の質問!!超暫定版!!! 質問1.名前と年齢と性別を教えてください 「五月雨刹那 19歳 女性です」 質問2.身長と体重を教えてください 「身長は152くらいで体重は五十~(聞き取れない)です 」 質問3.血液型と誕生日を教えてください 「10月10日生まれのAB型よ。あ、そうそう。10月10日といえばレズビアンの日らしいですよ 凄くない?これってやっぱり運命って奴よね。」 質問4.好きな色 自分を象徴するような色はありますか 「虹色って言いたいけど多分赤に限りなく近いピンク」 質問5.特技はなんですか 「流れと空気を読む事。あと女性に限って誰とでも打ち解ける事」 質問6.好きなものはなんですか 「女の子。16~18くらいが一番かわいい。 あと『マリ見て』。というかエス系小説全般。」 質問7.嫌いなものはなんですか 「男」 質問8.天敵とかいますか 「男」 質問9.属性について教えてください 「よくわかんないけど、目的の為なら手段は択ばないわ。 でも芯はしっかり一本通ってるのよ。 ……へぇ、そういうのを混沌・善って言うの。」 質問10.所属勢力はどこですか 「別に考えてないわね。」 質問11.令呪はどこにありますか どのような形ですか 「こう左腕の肩からひじにかけてつらつらつらーっと 形は…これなんて言うのかしら。ミミズにのたくった感じ?」 質問12.貴方の外見について自由に話してください 「不本意だけど男受けの良い身体らしいわ。 憎たらしいったらありゃしないわ でも持つべき物持ってるとね、結構プレイの種類も増えて楽しいし悪くはないものね。」 質問13.ざっくりとあなたの性格を教えてください 「目的の為なら手段を選ばないって所? ああ、後先考えないってのも追加で……」 質問14.どのように生まれて 今までどんなことがありましたか 「魔術の家に生まれたは良いけどそっから地獄よ! アンタに分かる!?青春の大半を見合いで潰された私の嘆きが!! 大体ねぇ!(省略」 質問15.聖杯戦争中はどのようなことをしますか 使う武器や魔術なども自由に話してください 「とりあえず可愛い女の子がいたらマスターでもサーヴァントでも声かけてみるわ 最初は友達から、ならぬ同盟から…ってね 男だったら?とりあえず宝具でミンチにしてから考えるわ。そのためにバーサーカー呼んだんだもの」 質問16.聖杯にかける望み あるいは聖杯戦争参加の経緯を教えてください 「時計塔でグレート・ビッグベンなんちゃらって凄い先生が話してるの聞いてね 調べたらああこれだってッピーンと変なスイッチ入っちゃって。 かける願い? そりゃあもちろん女性だけの世界よ 女性同士で子供作ってその子供もみんな女性。素晴らしき新世界だわ。」 質問17.親しい人間について自由に話してください 空欄でも構いません 「…こんな私でも一緒にいてくれたあの娘たち…元気かな… 黙っててごめんねみんな…」 質問18.自分のサーヴァントをどう思いますか 空欄でも構いません 「あと年齢が10歳ほど若ければ結婚を申し込んでいた所ね。家事は上手いし器量も良しだし。 でもああいう年齢の女性も悪くないわね。もう凄いのよ。色々と。」 質問19.自分にモチーフなどはありますか 「さぁ、特には。名前がこんなありきたりなのはうちが代々単位を名前とする一族だからそうよ。」 質問20.なにかこちらに質問はありますか 「ああ、そうそう。もしかして彼氏とかいない? 女性同士に興味はない?」 今回はありがとうございました あなたの望みが叶うことを願います
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龍王院 五月雨 【揺】龍王院 五月雨 【果】龍王院 五月雨 【図鑑76】 【図鑑163】 【図鑑209】 龍王院 五月雨(りゅうおういん さみだれ) SSR SSR-Max SSSR[覚醒] 「ふっ…凡愚共に我の苦悩はわかるまいよ…」 「くっ…み、右腕が…疼く…!」 「ママ…じゃないや。我が母の怒りの鉄槌が下るではないか!」 都内の進学校に通う重度の中二病患者で、本名は吉田花子。「前世は悪魔の伯爵。人間界を支配するために転生した」という自己設定を持ち、包帯、黒魔術書、自作小説の中二病三種の神器の所有者でもある。 都内の進学校に通う重度の中二病患者で、常人とは一線を画した握力の持ち主。本気をだせば鉄板さえも握り潰すことができるという。ちなみに本人は「身に潜む膨大な魔力のおかげ」と盛大に勘違い中である。 エロイムエッサイム、エロイムエッサイム…我は求め訴えたり…!むぅぅ…全然召喚できないではないか…!我は一刻も早く、この世界を再構築せねばならぬというのに…!それにこれ以上、深夜外出が続くとなると…! コスト20成長型普通 Lv1⇒100⇒110攻撃6760⇒27040⇒30420防御4840⇒19360⇒21780特攻3870⇒15480⇒17415特防3870⇒15480⇒17415 前衛[暴]疼く右腕消費手札P 30単体使用回数 2回[攻撃][敵1人][HP回復][自身][増加][味方全員][気絶時 パラメータ加算][2回] 後衛[暴]クルセイド消費手札P 25単体使用回数 1回[減少][敵全員][1回] サポート[暴]中二病単体使用回数 制限なし[確率発動][減少][敵全員] ・敵1人に特大ダメージを与え、自身のHPを回復し、更に味方全員の全パラメータが大アップする。・気絶状態でも使用可能。気絶状態で使用した場合、自身の攻撃以外の最も高いパラメータを加算して攻撃する。・レベルが上がると威力と効果が増加する。 ・敵気絶者全員の全パラメータが大ダウンする。・味方気絶者が多いほど効果がアップする。・レベルが上がると効果が増加する。 ・気絶時に一定確率で敵生存者全員の全パラメータが中ダウンする。・レベルが上がると発動確率と効果が増加する。 「覚醒解放+3」 前衛[暴]暴走する右腕消費手札P 30単体使用回数 2回[攻撃][敵1人][HP回復][自身][増加][味方全員][気絶時 パラメータ加算・暴の構え 威力増加][2回] 後衛[暴]クルセイド消費手札P 25単体使用回数 1回[減少][敵全員][1回] サポート[暴]中二病単体使用回数 制限なし[確率発動][減少][敵全員] ・最も防御が低い敵1人に超極大ダメージを与え、自身のHPを回復し、更に味方全員の全パラメータが極大アップする。・気絶状態でも使用可能。・気絶状態で使用した場合、自身の攻撃以外の最も高いパラメータを加算して攻撃し、暴の構え発動時、威力が更にアップする。・レベルが上がると威力と効果が増加する。 ・敵気絶者全員の全パラメータが大ダウンする。・味方気絶者が多いほど効果がアップする。・レベルが上がると効果が増加する。 ・気絶時に一定確率で敵生存者全員の全パラメータが中ダウンする。・レベルが上がると発動確率と効果が増加する。 出現日2016/02/01取得方法